かぽの、のんびり作詞blog~

出汁の出ないとんこつ事、かぽが少し背伸びをしてるけど、どこかかぽらしい、そんな詞をお届けします!また、引用・転載はお断りいたします。

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

無題

ああ、これが貴方が好きだと言ってくれた 私の手なのか 小さいし何も掴めなかったってことなんだな ああ、これが貴方が愛してくれていた 私の声なのか かわいくないし何も好きだと言えなかったんだよ 優しく微笑んでくれていたのに 私は何もうまくやれなかっ…

加害者

ありんこを潰していたときの私は 何を信じて 何を当たり前だと 思って生きていたのだろうか あのとき殺した無数の命の分だけ 私は死なないといけない気がしたんだよ ごめんね、なんて言って償えるものでも 自分を斬りつけて、終わらせることでも ないんだよ…

umbrella

浮き上がっている雲が 誰かのため息だとしたのならば 嫌なことだらけの世の中ならば 毎日雨が降ると言う事なのだろう 別に傘を差しだしてくれるような 誰かを待っている訳なんかじゃない 私が待っているのは紛れもなく 貴方だけなのよ なんて、もう言えない…

ラブレター

貴方の電話越しの優しさ 貴方の紡ぐ言葉のぬくもり 想いを綴ることなんて慣れていない こんな私だけれど届けたい 「そんなこと言われないでも知ってる」 なんて言わないで、最後まで聞いてよね 素直になることなんて珍しいでしょ どうか笑って聞いててよ 白…

仲良くしてよー

明日は明日は 「おはよう」とか「ありがとう」とか「またね」とか ちゃんとちゃんと 言いたいの 無視とかしたら私萎れていっちゃうよ ときどき目が合うとか 会話の間の相槌でしか繋がっていないんじゃ嫌だ それでもないよりはある方がましだよね そう思って…

「あの星だって」の解説

君がそっと囁いたことが 今でも何度も心の中にこだまする (君が言った言葉が何度も心の中で響き渡る) 「今日、一番星だったとしても そんなことは明日には忘れられる」 (栄光があったとしても、そのあと何も努力しなければ忘れられる) 「それなら、覚えてい…

あの星だって

君がそっと囁いたことが 今でも何度も心の中にこだまする 「今日、一番星だったとしても そんなことは明日には忘れられる」 「それなら、覚えている人がいなくちゃね 私はずっと覚えてるから」 そういう意味じゃなかったって 気付いたときはその星はもう見つ…

否定

それは違う 嬉しい気持ちの代わりに 切ない気持ちがあるのだとしたら 私はもう笑わなくていい こんなに辛い思いをしたくないの 誰かのために何かをすること 心のどこかでみんないつかの自分のためって 結局自分のためなんでしょう お世辞も愛想笑いも 自然に…

リロード

もう一度、確かめてみてよ きっと何か変わっているはずだから 暗い画面に映る私の顔は 自分の知らない私だった 何度、F5を押しても変わらない運命 私との思い出だけを消されそうで 不意に怖くなった 積み込みすぎた自転車の荷台 私はまだ君と一緒にいたい …

放射状に広がる夢を 誰も反対なんてしないでしょ どれだけ遠くにいても またここに戻ってくれば逢えるんだから 不安も心配もたくさん持っている それでも乗り越えられる方法を 何度も戦ってきた私たちならば きっと心の何処かで知ってるはずだよ あのときは…

水彩画

一瞬で広がった淡い色 名前を持てないあるかないかもわからない色は ないものにされてしまうんだよ この世界は物であふれていて散らかっているからさ 少しでも省こうと必死なんだよ 私もその群れの中にいるんだろう 滲んで滲んで、他の人に交じって 馴染んで…

夏休みすたーと。

林檎のような赤い頬 宝石のような黒い瞳 あのときの彼女の横顔を 私はまだ忘れられない 「貴方もまたあの子を好きだったのね」 心の中で何度もあの子への思いをすり潰した だけれどなくなってくれなくて まだ胸の奥にしまったまま どうせならこぼれて行けば…

なんか今日花火あったっぽい

あのときの花火の火花が私に 降りかかってきた 肌を刺す、ただ焦らす その痛みが いつもと同じ笑い方の君と いつもよりぎこちなく居座る私 まだ少し一緒にいてもいいかな あと少し一緒にいさせてほしいな そのときの言葉の火花が私に のしかかってきた 胸を…

扇風機見てたら思いついたー

いつもの帰り道に今日は 悲しみだけをこぼして帰る 明日この悲しみを誰かが拾っても きっと、私は乗り越えられたから その人も大丈夫なはず いくら走っても虹はどこにもない いくら望んでも夢はかなわない 理想の逆は現実だと知った時の様な 衝撃が僕を襲っ…

ボール

沢山の願いを込められて投げられたボールは 少しだけ痛かった ”私だって、私らしく頑張った” 心の中でつぶやいたけど誰にも届かなかったから 形を変えて溢れ出た 走ったって転んだって起き上がったって 何も景色は変わらないし 誰かの心の穴が埋まるわけでも…

消しゴムじゃない

貴方は私を好きじゃないよ 知っている、だけれど私はさ 恋物語の脇役の主人公を応援するような そんな子にはなれない 一瞬でも好きだって勘違いしたのならば その錯覚に騙され続けてよ その思いを私は離さないように ずっとずっと、繋ぎとめているから 私は…

手紙

貴方の言葉をもう一度なぞってみるの その味に酔いながら今日は眠るから 折り目から切れそうな、所詮紙切れ けれど、これ以上大切な物はまだ見当たらない 蛍光灯に透かして見ても見えるものは同じはずなのに 何か違う気がして、角度を変えてみたり 寝そべっ…

25時に

時計の針がうるさくて 早く謝れよって言ってるんじゃないかな 昨日が終わって1時間が経って 喉につっかえた言葉が気持ち悪くて ごめんなさい、なんて言わなくても 話しかけられたはずだった毎日が 素直に何てなりきれなくても 寂しい時は隣にいてくれた日々…

あい色

藍色の海に私も溺れて何かに生まれ変わりたい ないものにまた私は惑わされて明日に向かって泣いている 海の底まで果てしないように 嘘と本当の距離が遠すぎて 糸が一本亡くなっただけで乱れていくような 崩れてぐだって形もないわ 藍色の空に私は浮いてって …

切り取った一瞬が 「私」なんて言わないでって フラッシュの間のシャッターが 私の弱い部分だけを隠して映すから 友達の誰に言っても 悩みなんて本気にされてないから そのままの自分でいても 私なんて相手にされてないから いつから嘘をつくようになったん…

おわりとはじまり

あの時から帯びた熱が、まだ右腕に残っている 帰り道とか、汗が伝うときに ふと思い出してしまう 靴の大きさも背丈も何も変わらない 道に迷ってしまったみたいな今が 寄り道だって言われても、道のりだったって 言い返せるくらいのものにしたいのに 高みを目…

初めて小1の頃に作った詩

いくら頑張ったって傷つくだけなって 自分が信じれなくなって 誰かの言葉に頼ったけど 私はなにひとっつもわかり切れなくて 自分を好きじゃなくなって 誰かの背中に任せてたけど ねえきっと夢を捨てないで お願い明日もある 明日を信じて少しでも幸せになり…

フルーツバスケット

どこでも必ず居場所は一つ足りなくて 誰かがいつも悲しんでいる 自分の居場所だけは守ろうと 無難なことを言って認められようとしているんだ ”仲間外れはダメ” ”平和を誓っていけ” そんな道徳を忘れて汚れた偽善者しかいないこの世とか フルーツバスケット …

ヒグラシ

「君は少し鬱陶しい、でも嫌いじゃないんだよ」 いつも私は余計なことも言ってしまう 自分に素直になってしまうのがなぜだか少し怖くて ちゃんと伝えてしまうと何かが無くなりそうだから 君は私の事を嫌いになっても仕方ないって わかっているはずだけどさ …

「好き」ってなんなの

日常に紛れるようにあった その一つの言葉は 誰もが簡単に言う「好き」って言葉だった 今日もたくさんの物がなくなったのに 雲は何も知らずにのんきに流れる そうだ、たくさんの言葉を貰ったのに 今は愛もわからずにただ逃げている 忘れたいけど、忘れたくな…

牽牛星へ

君はいつも俯いてばかりだから 今日くらいは空を見上げてほしいな ねえ、私を見てよ 雨が地面を濡らし 結局君は私を見てくれなかったな 夜空って凄くきれいなんだと教えてあげたいのに 雨が涙を誘い 雨も思いも貯まっていくだけなんだよ こんなに会いたいな…

小5の時に書いたやつpart2

あの頃とどこのあたりが変わってしまったんだろう 嫌なほど素直にいれた 一日を短く思ったあの日々 なんで今?なんて聞かないで この言葉だけ受け取って、時の流れで、 感じ取って さようなら、さようなら ありがとう、ありがとう 「終われば始まり」なんて…

強い風

スカートが音もなく揺れた プリーツの間に隠れていた思いが すべて溢れて、すべてこぼれていった 君の視線がそっと揺れた プリーツの裾を握りしめてみたけれども 何も変わらず、何も変えられなかった どうせ誰も喜ぶ人なんていない ならばみんな苦しめばいい…

糸電話

これなら遠くでも話せるね、って そんな風に言っていたけれど 私の思いは何一つ届いていなかったじゃない 糸なんて一瞬で簡単に切れるものだから 私の声もいずれ君に届かなくなるんだろう どうせ呟くようにしか 自分だけでかみしめるようにしか言えない 君の…

お疲れ様でした

部活の掛け声になぜか悲しくなった あの声が、もうそろそろなくなるんだなって あの声の、応援がもう聞けないのかなって いつもと似てる何か欠けた校舎 これっきり、みたいな感じが似合わない ずっと向こうまである飛行機雲 メガホンに残るあのときのエネル…