かぽの、のんびり作詞blog~

出汁の出ないとんこつ事、かぽが少し背伸びをしてるけど、どこかかぽらしい、そんな詞をお届けします!また、引用・転載はお断りいたします。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

gUstAr

「自分を愛さなければ、 誰にも愛されない」らしいけれど 誰かに愛されなければ 自分を愛せないんだよ 馬鹿にされることが当たり前になって マイクを渡されたって 叫べることもないから ぼそっと「ごめんね」って 粗を探すことばかり夢中になって 愛想を尽か…

プラグ

部屋の隅っこにある プラグの穴が 私たちに一瞬見えてしまった けれどももう、違うんだったね わかっているからね 二人でいれば何でもできる 一人でいる時よりもずっといい 光っていられるなんて思ってた 停電したと過充電がなくなった くらいならきっと取り…

嫌われたくは

”あの子はあんたのこと、嫌いらしいよ” そう言われたときにむず痒くなったんだ ”私もあの子のこと、嫌いだからさ” 振り絞るような声は なんだか情けなかった 嫌わない約束も保証もないんだし 好きに嫌えばいいんだ 仲良く何てなりたくない 喧嘩は面倒だし し…

天気雨

湿った袖を秋風に通せば きっと早く乾いてくれるでしょう 決まったことに口を出してしまえば 私はただの悪役なんでしょう 誰にも気づいてもらえないで 天気雨になってしまうなんて 私はそんなふうになりたくなかったのに 首を横に振れなかっただけで 濡れた…

マイペース

寝相が悪い 寝坊が多い いつも私の3歩前を歩く姿 眺めるだけの君の背中 本当にマイペースなんだから 眠いときは少し声が低くなる うれしい時は耳たぶを触る 鶏冠みたいにある寝癖も 誰よりも大切に思っているんだ いつか夢に見たモーニングコール いつかきっ…

不発弾

まだ終わってない、そう唱えた人も 空を飛びたかった 宇宙を見てみたかった 叶わずに終わるなんて知っていても 気にしないふりをしてた 愛を叫びたかった 夢中にさせたかった 震えずにどうやって進んでいけばいいの 嘘で削られた身ではもう飛べないみたいで…

㎜単位の勇気も貴方は魅せてくれなかった キリなんてなかったけれど好きだと言って欲しかった いつも否定から入る癖とか 時々ネガティブになってしまうとか ため息で曇った窓ガラスの向こう 答えはきっとあるはずなのに もう見えっこないじゃないの、 1㎜で…

勘違い

別に勘違いしていたわけではない 自分が何かを持っているなんて 思ったことはないから 切ない気が何となくしただけなんだ 時分を恨むだけの日々なんて 欲しくもないものだから 見下す事で空いた隙間を居場所と呼んでた 本当は私の方が弱いんだって 否定はで…

立ち漕ぎ

数えきれぬほどダメだと言われたこと ついに僕は初めてやったあの日 いつもより少し高くなった景色 不意に僕は恐怖を忘れたんだ あの坂でもすぐにてっぺんまで 行けるような錯覚に陥って 転ぶなんて盲点 怪我なしなんて偶然 いくつ傷を作ってかさぶたまみれ…

突っ走れば

未完成 運命線 曖昧感 失望感 0前後の行き来に疲れ果てたんだ 不完全 感情線 劣等感 疾走感 走っても無意味だけれどできっこないけど 殺風景なこの部屋を どうにか飾ろうとしてみても 奇麗になんかならないのと同じさ 人生短くたって 気持ち隠せなくたって …

報い

”努力は報われる”誰かが言っていた 私の努力はどこに消えたんだろう 何もしていないのに何かが実る人がいた 私ばっかり、なんて思っちゃっていたよ 才能とか前世の行いとか そういう事で今、何かが欠けているのなら 来世のために頑張りたいな 報われること報…

子供です

遠ざかった 遠ざかった 見えなくなる ”思い出”に変わってしまうのはいや 通り過ぎた 通り過ぎた 秋の風は 夏を引きずるみたいだったから 期待に応えられなかったかのように 夕陽はこっそり沈んで 夏からまた一つ遠くなってしまう 未来に希望を持てなかったか…

無くした

編み出したはずの物が いつのまにかにほどけてしまっていて 私はまたやり直し 生み出したはずのものが いつのまにか殺してしまっていて 私はまた悲しんだ 少しだけのはずだった目を離したのは 少しだけのはずだった水をあげなかったのは 無くなったんじゃな…

プラネタリウム

嘘の空の下で確かめ合った気持ちも きっと嘘だったんだろう きっと本当だったのは最後に交わした 「さよなら」だけだった あの星もこの星も明日にはなくなるんだ あの人と過ごした時間にあったものは すべてなくなってしまえばいい 「謝れば許すのに」ぼやい…

スーパーヒーロー

君を救えるのはスーパーヒーロー 僕みたいなやつじゃないんだろう 飛べないけど空を仰いで風を感じてる 僕だってスーパーヒーローになりたい 今飛んで行けるのはスーパーヒーロー 僕みたいな臆病者じゃない 暮れない太陽見つめ続けて過ぎた時間 僕だって少し…

質問

私は貴方に聞いた 「本当にここにいてもいいの?」と 貴方は笑いながら 「ダメって言ってもいるだろ」って だけれどもそんなことはない 嫌だと言えばいいのに 貴方が笑えるならば 私は別にそれでもいいよ 鼻の奥の一瞬の痛み 自分の幸せを想ってしまう 私は…

私の影は馬鹿なのかな 私が出来ないことをしてしまうから 明日の朝は来ないのかな 私にはあまり関係ないけど 投げつけられた光たちが 私の醜い姿を露わにした 押しつけられた当たり前が 私の生きにくい世界にしていった 片足だけでは進めないのに 私は何も本…

ヒロインに

行き場をとうとう失った言葉が 喉の奥で彷徨っていて 時に私の鼻を痛めていく 「癒えない傷に時間をかけるよりも…」 って誰かが言っていたけれどそういう事じゃない 言えないならば諦めればいいなんて 私は思えない、思えなかったんだよ ちぎれてしまった夢…

赤と緑

私は赤が好き 貴方は緑が好き ただ、それだけの事なのかな 暗記するときに違うシートの色 見つめている景色もきっと 真逆だったんだ どこが大事だかいつまでもわからない私に いつも貴方が手をとって教えてくれたから 混ざりあっても私たちは 黒になるだけだ…

無愛想

どうして笑っているんだろう ふと私はそう思ったんだ 笑わなくてもきっと通じるはずなのに 私たちはきっとつながっているはずなのに 幸せを表してしまえば 知らぬ間に奪われてしまって 損をするのは自分なんじゃないのかな 誰かの不幸を喜ぶ人は そういうの…

後遺症

素敵な言葉も 奇麗ないお花も 要らない、輝いたものなんて。 温かい笑顔と 優しい眼差し 「あったら、いいな」くらいのもの。 心が打たれたとしても 打ったものが無くなれば ただの穴になってしまうということ 知っているから ほんの少し 怖いんだよ ”幸せ”…

母校

自転車での帰り道に小学校の校舎が見えた あの窓から私は何を見たつもりでいたんだろう あの窓から見えたものはカメラでも映るものだった 広すぎると思っていた校庭はちっとも広くなかった 毎日朝の挨拶をしてくれた先生の気を知らなかった やっぱり私は目が…

二人あやとり

不恰好になることも これからもあるのだろうけれど 新しい形に幾度も幾度も変わるの 二度寝の夢のような毎日も 貴方とならばいいかな、だなんて 私思ってみているの 間違えてもきっと戻れるから 私たちの形で在ろうよ きっとそれでも大丈夫だから ありのまま…

水しぶき

スキップすれば嫌なことも 忘れられるって聞いたことがある 今日だけでもしてみようかな 明日に向かってでも 昨日の方を向いてなんとなく エスカレーターに乗ってみてた けれど私は自分の足で 進んだ方がいいと思ったんだ あの曲のリズムに乗せてでも ステッ…

正義

まぶしさに手をかざせば あの日の空と雲みたいだった ”きっと晴れるから”そう聞いて ”雨だったじゃん”とぼやいた後の空 雲を掻き分けた太陽は 君のやさしさとよく似ていたんだ いつもいつもさすってくれていたこと 私、忘れていないからね 自分を責めてしま…

2連以降はおまけ

窓から忍び込む風は 私の髪にそっと絡まった 少し冷たくなった風は 私の頬までも撫でて いなくなってしまう 終わることに何を求めた? 時間も誰も私を追いかけやしない 一人でただただ突っ走ってただけ 一歩踏み出したことすら疑ってしまう 私はどうして変わ…

ひともがき

交わした言葉や 過ごした時間の長さじゃない きっと気持ちの重さなんだろう 何も言わなくても通じたこと 僕は左、君は右 飽きもそのうち来るとは知ってた 僕は一人、君に嫌われ 一度美しかったものが枯れる理由 ”何度でも輝けるから” 間違いを正すことは 決…

出発の前には

靴紐を結んで これから踏み出す準備をしてみた 固く固く何よりも固く 結んでみれば解けないでしょ 並んで帰った道も 悩んで泣いたときも 今なら”大切”だと言えるはずだから 遊んで疲れた夜も 転んで痛んでいても ”今からでも大丈夫”と割り切れるように いつ…

さかさ

逆立ちから見た世界は 昨日とも一昨日とも違った そうやって貴方の心を見て見れば もしかしたら、好きとかって書いてあるのかな 捻くれものの私は何でも敢えて 違うように言ってしまう それに気づいてほしいけれど 気付かれたらもっと大事なことが バレてし…