かぽの、のんびり作詞blog~

出汁の出ないとんこつ事、かぽが少し背伸びをしてるけど、どこかかぽらしい、そんな詞をお届けします!また、引用・転載はお断りいたします。

母校

 自転車での帰り道に小学校の校舎が見えた

 あの窓から私は何を見たつもりでいたんだろう

 あの窓から見えたものはカメラでも映るものだった

 

 広すぎると思っていた校庭はちっとも広くなかった

 毎日朝の挨拶をしてくれた先生の気を知らなかった

 

 やっぱり私は目が悪いからなのかな

 いや、そんなことは関係ない

 見ない方が幸せだって、もう気づいていたんだろうな

 

 

 卒業してだいぶ経った今だけど

 卒業した次の日にはおめでとうの文字も消されて

 その一か月たたないうちにきっと別の子たちが

 その黒板を使ってる

 

 変わるものばかりだし、目に見えないなんて複雑すぎるし

 私の住んでる世界はいつまで経ってもこの世界には

 

 敵わない