2018-07-22 水彩画 作詞 一瞬で広がった淡い色 名前を持てないあるかないかもわからない色は ないものにされてしまうんだよ この世界は物であふれていて散らかっているからさ 少しでも省こうと必死なんだよ 私もその群れの中にいるんだろう 滲んで滲んで、他の人に交じって 馴染んで馴染んで、ほらもう私じゃなくなった 声にないものを補うために 色が生まれたのだとしたら どちらもない私は何として生きるんだよ 見えない聞こえない、あの時殺されたんだろう 求められることを求めてはいないけどさ 誰かの心の中ではせめて生き続けたい 私の色は何もかも混ぜた色だから