かぽの、のんびり作詞blog~

出汁の出ないとんこつ事、かぽが少し背伸びをしてるけど、どこかかぽらしい、そんな詞をお届けします!また、引用・転載はお断りいたします。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

期待きたい

期待してもいないのに裏切られるたびに 「絶望」という文字が頭をよぎった 嘘で固まった丸い地球 黒に染まった誰かの心 「何も持っていない」って 君は言うけれど知ってるんだ 本当は持ってんだろ 期待できることに期待してみた 白でも黒でもないこの場所は …

あなたへ声を

あなたへ声に 一番近い私の叫びを 「新しい毎日を ちゃんと過ごしてね」 あなたへ声に 乗せて言いたい事ならあったの あなたらしい毎日を ちゃんと生きてね 世界から見れば小さな私でも 私の中の私は全部なんだ 大切にされたいの 今日も空は奪っていった あ…

フィルム

心の片隅にあるいつかの笑顔 オレンジを覆うグレー そういうことなんだろう。 散った感情は落ち葉と一緒に踏み潰されて 切った同情は弱いんだって認めたくなくて 静止画になった笑顔は もう動きやしないんだって いつかモノクロになっても 愛し切れるかわか…

意志

泣きたいときがこれからも 何度も何度もあるかもね なりたい自分を見失う ずっとそれも続くのかな 世界が逆回転して 君の涙が止まらなくなる 願いが逆流をして 今も明日に向かっている 雲が知らぬ間に流れていく 私もあんなんでもいいのかな 紐が知らぬ間に…

Before

夢は高く 空は高く 「届かない」くらいがちょうどいいんだと 道は狭く 誰もいなくても 一人でも進まなくちゃね 輝くものばかり横目に移ってしまう 浅はかなばかり まだ私は真っ青だ 夢を甘噛みして逃げるくらいなら 砕け散ってでも立ち向かえたのなら 帰りた…

後れ毛

頬を撫でるような風が嫌い 頬を殴られようがまだいいな 嫌いになる理由ならばあるのに 今日も嫌えずに日が暮れたよ 歪んだ心を埋めるように 解けた気持ちを留めるように 結ってみたポニーテールには 揺らいでも揺らいでも ここに居れると思っていたんだ はみ…

帰り道

下り坂 帰り道 光る街 「きれいだね」 やっと言えた言葉 縋り付いた 細い糸 痛い傷 「もういやだ」 やっと言葉になった 息を止めていた方が楽なのに 意味がわからない方が楽なのに 求められることを求めて 正しい方へ無駄に進もうとする 「きれいだね」って…

いくまえに

青空に透けたこの手の平 白い月までも遠くない 右往左往もしない毎日 青空へ抜けて溶けて行った 愛しい帰らぬその魂 ずっと会おうとしていたけど やっと会えるね 紡いだ言葉も届けずに死んだ 謳った青春も絞り粕になった 明日も明後日も明々後日も 星が舞い…

わかってほしくても

遅咲きでも季節外れでも 花が受け入れられるような 私もそんな風に在りたかった 遠かったから 見えないふりをしてみた いい訳なんてさ 幾らでもできると信じて 遅かったから 知らないふりをしてみた 嘘の一つくらい 彼奴はどうせわからないでしょ 歌ってみて…

白くて青い

静寂を破った声は確かに正義の心だった 正義を嫌う悪が黒く染め上げて 混ぜ込んで何もなかったみたい 白い青いような声が 心の奥底まで沁み渡っていったのも それなのに素直にうなずけなくて 飲み込まれたのも 私だけ? 都合のいいように多数派に 掻き消され…

優しさ

有名な人みたいに 優しくて大きくはなれないな 優しさなんて瞬き 空想の話のように うまいこと行くことなんてないな 愛しさもまた瞬き 貢ぐような時間 削るような気持ち 無くなったものすら思い出せない 優しさってなんだろうって 何度も思ったけれども 型が…

このまま

「晴れてる日は泣けないな」 なんて君は言うけれど 泣きたいときに泣いていいんだよ 君の涙を誤魔化す天気ではないけれど アスファルトは君の涙を受け止める 意志のありかを見つけるほど強くはないけど 明日会えると期待して眠りにつく 雲間から差し込んでも…