ハグの日なんて知-らないっ
私とあなたを縫うように繋げてくれる風
左で結った髪を見てほしくて
右側を歩いてみた
あの日あなたが言った言葉
あの日あなたが射った弓矢
心の中で動くとまだ痛くて動けなくて
あの日あなたを知った気がした
夢を見れない一日終わった
シーツに残ったままの気持ち悪さを
洗い流して誰も知らない私になるの
つまらない口実でしか繋がらないけれど
それでもよかったって思えるように
埋まらない心の溝がくだらない理由でも
ちゃんと収まってくれたならば
私とあなたを切り裂くように引き離した風
道路側をいつも歩いてくれて
いたことにやっと気づいた